WordPressのバックアップはファイルとデータベース


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WordPressの引越し

ファイルとデータベース

WordPressの引っ越しの作業では、ファイルの移動とデータベースの移行があります。
その必要性を理解するために、WordPressとそれらの関連を知っておくといいかもしれません。以前に、”WordPressとApache、PHP、MySQLの関係” という記事を書きましたので良かったら読んでみてください。

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詳しい説明は、”WordPressとApache、PHP、MySQLの関係” の記事におまかせして、WordPressの処理の流れをみながらApache、PHP、MySQLの繋がりをみていきます。

①ブラウザからのリクエスト

ブラウザはURLを通してWordPressのみたいページをサーバにリクエストします。

②URLの解釈

サーバではURLをWEBサーバのApacheが解釈し、リクエストされたファイルを探します。そのファイルがPHPプログラムならアプリケーションサーバに解釈・実行をお願いします。

③PHPの解釈・実行

アプリケーションサーバはPHPプログラムを解釈します。プログラムによってはデータの保存、読み込みが必要になります。必要ならばMySQLにデータ管理をお願いします。

④データ管理

PHPからデータの保存、読み込みの要求に応じます。データを要求されたらデータベースから必要データを探し出しPHPに返します。

⑤PHPからの実行結果を受け取る

PHPは結果をブラウザが解釈できるHTMLなどの形式にして返します。その結果を受け取ります。

⑥ブラウザで表示

サーバからリクエスト結果が返ってきますので、結果を表示します。

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ブラウザはWEBサーバ(Apacheなど)に、”URLで指定したファイルをください!”と要求します。URLは基本、サーバにあるファイルの置き場を指定します。WEBサーバはブラウザからファイルを要求され、ファイルを探しそれをブラウザに返します。その指定したファイルがHTMLファイルやCSSファイルなどプログラムの埋め込まれていないファイルの場合、そのままファイルをブラウザに返します。ですので、CSSファイルやJavaScriptファイルにPHPを記載してもコードがそのまま出力され正常に動きません。図では①➡②➡⑥の流れになります。

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もし、ブラウザから要求されたファイルがPHPの場合、ブラウザはPHPを解釈できません。そのまま返されてブラウザで表示しても、コードがそのまま表示されます。なので、PHPを解釈させてからブラウザに返す必要があります。WEBサーバは拡張子からPHPと判断すれば、そのまま返さないでコードの解釈処理に回します。その段階が③です。WordPressではその解釈対象にPHPで記載されたテーマファイルなどがあります。テーマファイルはheader.phpなど複数のファイルに分かれて管理されていますが、この解釈によって主にHTML形式に変換してくれます。HTMLならばブラウザが解釈できるので、結果がブラウザに表示されます。これが、①➡②➡③➡⑤➡⑥ の流れです。

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WordPressの管理画面には投稿や固定ページ、カスタムメニューなどがあります。ブラウザは管理画面で登録した情報も反映して表示しています。この登録した情報はどこに保存されているでしょうか?登録した内容のファイルを探しても見つからないですよね。また、ユーザ管理や様々な設定の保存もします。それらも次の管理画面にログインしたとき保存が維持されています。それらの情報は一旦どこに保存されているのでしょう?そのデータを管理しているのがデータベース(MySQL)です。データベースはデータ管理のスペシャリストです。WordPressはデータ管理をスペシャリストのMySQLにお願いしています。
PHPは、投稿など保存が必要ならばデータベースに保存処理をお願いし、表示時などでは必要な情報をデータベースからもらってきてHTML形式の変換のときに使います。これが、①➡②➡③➡ (④) ➡⑤➡⑥ の流れです。

つまり、本番サーバの状態をそのまま引っ越しする場合、テーマやアップロード画像などのファイルだけでなく、データベースのデータも移行する必要があります。


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