今日は久々に「wordpress」をアップグレードしてみたいと思います。
以前「危険!wordpress2.8アップデート」の記事で紹介したように、2.8が出た当初はまだ結構不安定で、自動アップロードする場合では必要なファイルが勝手に削除されてしまう不具合がありました。それも「wordpress」に関係ないファイルです。しばらく様子みてたのですが、さすがに「2.84」になってある程度バグも取れて安定してきたと思うのでそろそろアップグレードを行います。
アップグレードの方法
wordpressは、2.7から本体に「自動アップグレード機能」が追加されています。今回はこの「自動アップグレード機能」を利用してアップグレードを行いたいと思います。しかし、この自動アップグレードは全てのサーバーに対応しているとは限らないようです。動作確認が行われたサーバー一覧は「wordpress日本語]にあったので参考にしてください。
バックアップ
バージョンアップするときは念の為にバックアップをしておいて、失敗したときに復旧できるようにします。上記のようにバグでwordpress以外のファイルも削除される可能性もあるので今回はファイルとデータベース全てバックアップしました。
今回行ったバックアップ
・phpMyAdminによるデータベースバックアップ
・wordpress管理パネルからのエクスポートによるバックアップ
アップグレード実行
自動バックアップは、管理パネル「ツール > アップグレード」からできます。
アップグレード画面です。重要としてバックアップをするように記載されています。万が一失敗しても復旧できるようバックアップは必ず行いましょう。
上記サンプル画面には大きく分けて2つのタイプのバージョンアップがあります。バージョンに「-jp」があるかないかの違いです。「-jp」がある方は日本語版です。ない方は英語版になります。今回は「-jp」のあるタイプのバージョンアップを行います。バージョンアップ方法が選択でき、自動アップグレードとファイルをダウンロードして手動でアップグレードを行う方法です。今回は自動アップグレードをしたいので「自動アップグレードを実行」ボタンをクリックします。
「自動アップグレードを実行」ボタンをクリックしました。wordpressの自動アップグレードは30秒ほどで終わります。進行状況と完了報告が画面に表示されアップグレードの完了です。
アップグレード確認
ダッシュボードに戻ります。最新バージョンがあれば、全てのページの上部に「WordPress 2.8.4 が利用可能です ! アップデートしてください。」などと表示されていますがアップグレード後は消えています。またダッシュボードには「WordPress 2.8.4 を使用中。 」と表示されています。見た目はほとんど変化ありませんが無事アップグレードできました。