今回は条件式をみていきます。
if p1 {真の場合} else {偽の場合}
p1: 条件式
p1: 条件式
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【例1】 a= 5 if a=5 {mes "真"} a= 10 if a=5 {mes "真"} |
【結果】
真 |
「if」のあとに条件式を記入します。条件を満たした場合、そのあとの{ } 内のプログラムを実行します。2行目では変数aに「5」が代入されているので「a=5」という条件を満たし「真」という文字を表示しています。3行目で変数aを「10」に変更しました。4行目の条件式では「a=5」を満たしてないので { } 内を実行せず何も表示されません。
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【例2】 a= 5 if a=5 {mes "真"}else{mes "偽"} a= 10 if a=5 {mes "真"}else{mes "偽"} |
【結果】
真 偽 |
【例1】では条件を満たした場合のみの処理でした。「else」とセットで書くことにより、条件を満たさなかった場合は「else」のあとの { } 内を処理してくれます。2行目では条件を満たすので「真」という文字を表示し、4行目は条件を満たさないので「偽」という文字を表示します。
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【例3】 a= 5 if a=5 :mes "真": else:mes "偽" a= 10 if a=5 { mes "真" }else{ mes "偽" } |
【結果】
真 偽 |
2行目では { } ではなく :(コロン)で区切ってます。全ての処理を1行で書く場合は :(コロン)を使う書き方もできます。{ } は複数行にまたがって条件処理を書くことができます。【例3】では4行目から8行目が条件処理になってます。
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【例4】 a= 5 if a {mes "真"}else{mes "偽"} a= 0 if a {mes "真"}else{mes "偽"} |
【結果】
真 偽 |
【例4】は条件式が変数のみです。変数が数字を代入している場合、0ならば「偽」になり、0以外ならば「真」になります。
条件の指定には「比較演算子」や「論理演算子」などを利用しますが、それらの説明は「HSP入門⑫ 算術計算・比較演算」を参考にしてください。