step5:スクリプトに旗を立てよう
今回はラベルです。
スクリプトは1行目が順に実行されるのが基本ですが、特定の行に印をつけることによって、その印へ飛んだり、戻ったりすることができます。
ラベル(印)の書き方は、HSPチュートリアルでは次のように書かれています。
- 命令と違って最初にTABを入れてはいけない
- *の後に英文字(59文字以内)で名前をつける
- 同じ名前が2カ所以上あってはいけない
1. 命令と違って最初にTABを入れてはいけない
「TAB」を入れてもエラーなしに実行されました。
新しいバージョンでは大丈夫なのでしょうか。
2. *の後に英文字(59文字以内)で名前をつける
「ラベル」という全角カタカナでもエラーなしに実行されました。
*hata1
cls
goto *ラベル
*hata3
mes"はーい、こんにちは"
*ラベル
mes"旗を立ててみるテストです"
3. 同じ名前が2カ所以上あってはいけない
これは「ラベル名はすでに使われています」とエラーがでました。
ラベル(印)へ飛ばすには「goto」を使うようです。
関数名:goto パラメータ:ラベル名
1 *hata1
2 cls
3 goto *hata3
4 *hata2
5 mes"はーい、こんにちは"
6 *hata3
7 mes"旗を立ててみるテストです"
「goto *hata3」でラベル「*hata3」へ飛ぶ為、4~5行目は実行されません。